以前・・・・
過払い金請求を「自分でやる」とおっしゃる女性がいらして・・・・
私は「はい!どうぞ頑張ってやってください。サポートします」と申し上げその女性は「全部取引履歴の取寄せ」「利息制限法の引き直し」「訴訟の提起」をされたのです。
慣れない事をされるのですから立派ですよ。
見上げたものです。
私にとってはどうということではありませんがその女性にとっては初体験ですし、なれない裁判所に足を運ばなければなりませんので大変なプレッシャーです。
立派に手続きを進め第1回の口頭弁論期日も決まりました。
そして期日当日を迎える前日に・・・・
さすがに不安だったらしくパワーを下さいと言ってメールがきましたので「大丈夫・・・・どういう状況になってもサポートしますから・・・自信を持ってやってください」と言って励ましました。
相手方は答弁書提出で欠席・・・・
その答弁書の内容は「半分で和解をしてくれ」との内容だったらしいです。
過払い金が50万円強ありましたのでその女性からすればその半分は納得しません。
当たり前ですね。
裁判所は中を取って8割から9割で和解勧告をしたようですが相手がそれに応じないようです。
ちなみにその会社は三〇〇販㈱と言うところです。
上記会社に利害をもっておられる方も半分に値切られる可能性がありますよ。
この業界も過払い金請求が多くて資金繰りに大変なのでしょう~
だから値切ってくるのでしょうね。
その女性には下手な和解はしないようにと忠告しました。
判決を貰って強制執行をかけるようにリードします。
そこでここで申し上げたいことは・・・・
①
過払い金が問題になって久しくこの問題も相当世間に浸透し過払い金の返還もべらぼうな金額になっている関係上、恐らく何処の消費者金融やノンバンクも支払に困って示談若しくは請求金額通りの和解には応じないだろうという事
②
過払い金請求は素人でも出来ますよと言っていることが実証されていると言う事
という事を申し上げたいと思います。
少しでもお役に立てればうれしいのですが役に立っていますか?
皆様頑張って下さいね。
過払い金請求のラジオでのCMもよく聞くようになりましたね。
それだけ借金を経験した方が多いのに驚かされますが、
聞いていると、自分で作った借金ではないのにも関わらず、
返済義務がその人に来てしまったのか…
という内容のものがありました。
そうですよね、身に覚えのない借金を急に背負ったなんて、ショックでしょうね。
それでも、懸命に返済されてご立派です。